みちのく いとしい 仏たち展。
龍谷ミュージアムに観に行ってまいりました。

こちらの画像、
大きな面長で角ばったお顔に、なんとも言えない表情を浮かべた像。
「山神像」となっていますが、
螺髪がある…如来像と男神像が合体した、ユニークなお姿の民間仏だそう。
他の像も、素朴さ、無骨さ、あどけなさ、おっとりした感じ、
何か変?でありながら、親しみやすく、有難く、
優しい穏やかな雰囲気、ユニークでほっこりするものばかり。。。

みちのく…青森、岩手、秋田の「民間仏」と呼ばれる仏像や神像。
仏師ではなく、大工や木地師の村人が、手近な木材から彫り出したもので、
伝統や決まりにしばられず、自由な造形で、いずれも親しみが感じられます。
その背景には、
みちのくの、冷害など厳しい気候風土で、寒さや生活苦との戦いの中に
暮らす人々の願いや祈りの心がありました。

モアイ像を彷彿させる神像。
アンパンマンに似た鬼形像。
そう、こんなお顔の鬼形像もありました。
↓

こちら、無骨で大きい鬼ゆずです。(右はやや小さめの柚子)
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- 2023/11/15(水) 23:59:59|
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スパゲッティ・ミートソース

きょうのミートソースは、
大豆ミートとベーコン。
大豆ミート…原材料は、大豆たんぱくと醸造酢のみ(お酢は何のためだろう…?)
ミンチタイプで、戻さずそのまま使えるもの。
大豆特有のにおいを緩和させるために、さっと湯通しして
しぼってから使ったのですが
全く大豆っぽくなく、食感はほとんどひき肉。
ただ、旨みに欠けるので、ベーコンを加えてみました。

なかなか好評也。
大豆ミートかどうか、食べただけではわからないけれど、
これ何のミートソース?という問いかけに対する私の微妙な反応で、
大豆製と判明したらしい。。。
大豆とベーコンのミートソース
【材料】
大豆ミート(ミンチタイプ)120g
ベーコン 80g
玉ねぎ 小1コ
にんじん・セロリ 各5cmくらい
にんにく 1かけ
オリーブ油 大さじ1
黒オリーブ7~8コ
A【トマト水煮 200g、べジブロス(or水) 1/2カップ
コンソメ 1コ、トマトケチャップ 大さじ2】
B【塩・こしょう・砂糖・醤油 各少々】
【作り方】
0.大豆ミートは湯通しして、汁気をしぼっておく。
1.鍋にオリーブ油とみじん切りにんにくを入れて火にかけ、
香りが立つと、みじん切り玉ねぎを入れ炒め、しんなりしたら
にんじんとセロリのみじん切りも加えて炒める。
2.大豆ミートと粗みじん切りにしたベーコン、粗く刻んだオリーブを加えて炒める。
全体に油が回ると、Aを加えて煮る。煮立つと中火で10分程煮て、
Bを加えて味をととのえる。
- 2023/11/12(日) 23:59:59|
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もう会期は終了しましたが、
先日、「絵本作家 谷口智則展~いろがうまれるものがたり~」
「えき」KYOTOミュージアムにて観てきました。

チラシとチケット以外の
クリアファイル、ポストカードは別の日に観に行った娘が購入したものです。
学生時代に日本画を専攻されていたという谷口さん、
タッチや画風がいい感じで、
何より、色づかいがとても素敵でした。

ストーリーも、独創的で、ワクワク胸おどるもの。
子どもの頃に読んでみたかったです。
とはいえ、大人にとっても楽しい絵本!

会場内は残念ながら、写真は撮れなかったのですが、
読者との交流を大切にしている、という谷口さん
何度も、会場に来られたようで、壁面にいくつも
日付つきでイラストが描かれていました。
ちなみに最終日に行った娘は、
一緒に写真を撮ってもらっていました。

絵本に似合いそうなクッキー
とミルク。

大きめサイズのオートミールとミルクチョコの
チャンククッキーです。
- 2023/09/09(土) 23:59:59|
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久しぶりに桜の時季の京都国立近代美術館。
「甲斐荘楠音の全貌」展
先日観てまいりました。

三月末、すでに満開です。
このあと、十石舟が通過。
舟も、沿道も、館内もにぎわっていました。

さておき、
「甲斐荘楠音の全貌」展
かいのしょう ただおと。
退廃的な妖しいデロリ系の女性像の画家
というイメージだったのですが。。。

理想美を描く日本画とは違い、清濁いえ美醜合わせ吞むような画面、
情念をもつ生身の肉体を生生しく巧みに描写した表現は、強烈な印象。
戦前の日本画壇で高く評価されたけれど、その一方、迫力ある不気味さは
反対派からは「穢い絵」とも評されたとか。
楠音さんは「穢い絵で、奇麗な絵に勝たねば」という心意気だったそう。
驚いたことに、後半生は、映画業界で活躍。
時代劇の衣装デザイン、風俗考証を手掛けられ、
アカデミー賞衣装デザイン賞にノミネートされたことも!
太秦の東映に保管されていたという数々の衣裳は、
色彩豊かで豪華絢爛なものから、斬新な意匠のもの、
一見地味な印象ながら、粋なデザイン性のものなどなど
見ごたえがありました。
美術界と映画界を股にかけた活躍。
幼いころから歌舞伎に傾倒し、
演じること扮装することを好んでいた下地が大きかったのでしょうか。
絵の前でポーズをとる姿、太夫など女装した姿の写真にも見入ってしまいました。
大正期を代表する日本画家に一人であると同時に
日本映画界における衣裳プロデューサーの第一人者。
凄い。。。

甲斐荘楠音に圧倒された後は、ロビーからの桜。
それから、
昔ながらのかためプリン。

もう少しかためにするつもりでしたが、
卵のサイズが小さめだったので、
かたさ10段階評価の8くらい。

プリン型に入れてひっくり返すと、
プリンにレトロ感を感じます~~~🍮
- 2023/04/01(土) 23:59:59|
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先日、
「溝縁ひろし写真展 昭和の祗園~花街とともに~」
美術館「えき」KYOTOで観てまいりした。

四季折々の祗園、
普段着の祗園、
色んな表情のモノクロの祗園が次々と…

昭和の京都の懐かしい光景も、
チンチン電車がまだ走っていたころ、
モノクロの陰影が、味わい深く、胸に沁みます。
会期終盤に近いその日、
溝縁先生が在廊してらっしゃったので、
おそるおそる声をかけました。
溝縁先生には、三十数年前に仕事の関係で
お会いしたことがあったのです。
その時に(確か、残業でけっこう遅い時間に)
デスクを前に営業の先輩といるところを何気なくカメラにおさめられ、
毎日「その日の一枚」のような写真を撮ってるから…
と言われたことを思い出したのです。
その話をしたら、
「では、きょうもまた撮りましょうか」と
会場で一枚、撮ってくださいました。

記念にと、サイン入りのポストカードもいただきました。
紫と赤の番傘の向こうにつづく路地。
速足で向こうへと歩く赤い着物姿。
物語のある、情緒ある一枚。
ありがとうございました。
また、ゆっくり写真を観せていただける機会を
楽しみにしております。
- 2023/02/04(土) 23:59:59|
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柚木沙弥郎life・LIFE展KYOTO

京都駅伊勢丹内の美術館「えき」KYOTOで観てまいりました。

柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)さん
満百歳!
染色家でアーティスト。
「life・LIFE」=「くらし」と「人生」をテーマに、
絵本原画、絵画版画、型染の染色作品など
ワクワクするような数々の作品。

撮影OKだったので、気になるのを撮ってたら、
気が付いたら、いっぱい撮っていました。

ガラスなので、向かい側の作品が映り込んでいますが…
楽しい図柄、デザインの豊かな表現、鮮やかな色、微妙な彩色、

ずっと見ていたいような数々の作品。

型染めの「布の森」
色とりどりの大きな布が織りなすダイナミックな展示空間。

素材、織や風合いの違う様々な布地。

幾何学的な形や、具象的な図柄・・・

布の森を散歩しているような気分で
見て回りました。

ああ、楽しかった。
さて、
微妙なパープル系の色合いの飲み物・・・

…右のブルーベリージャム
(冷凍ブルーベリーを控えめの砂糖+レモンで煮たもの)
の煮汁を加えた甘酒です。
最近よく登場しているビーツの色にあらず!

ブルーベリー甘酒。
意外な組み合わせですが、
なかなかいけます!
- 2022/12/15(木) 23:59:59|
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SAMURAI BLUE の色にライトアップされていた京都タワー
を見た場所、
日没の頃の京都国立博物館です。

先日、最終週に駆け込んだ、
「 京に生きる文化 茶の湯」展。

チラシやポスターでクローズアップされれいる
国宝「大井戸茶碗 銘 喜左衛門」(茶の湯の最高位の茶碗とされる)
はじめ、数々の茶の湯文化を彩る名品が大集合。
茶の湯が、どのように根付き、時代とともに変化したのか、
伝世の名品でたどりながら通史的に紹介されています。
残念なことに、閉館まで約40分、という時間制限があったので、
ほとんど小走り状態で観てまわりました。

1階のいつも大きな仏像が配置されている場所に、
千利休が手がけた唯一の現存する最古の茶室「待庵」が再現され、
そぐ隣に、秀吉が造らせた「黄金の茶室」が復元、比較展示されていて、
ここでは足がとまりました。

いずれも利休プロデュース。
極限にまで不要なものを削ぎ落とされ、簡素でストイックささえ感じられるわびの世界と、
豪華賢覧、権力を誇示し、華美の極みともいえる、黄金の豪奢な世界。
対極する2つの茶室を見ていると、
時代背景、利休と秀吉の関係など気になってきます。

なにはともあれ、文字通り駆け足で最後の展示室まで
見終えました。(興味のあるところだけですが…)

こちらは、先日、久しぶりに作った生チョコ。
抹茶と、カカオ分高めのプレーン。
ほろ苦く香り高い抹茶が口の中でとろける~~
抹茶をこのように食するとは、茶人たちびっくりか。。。
- 2022/12/07(水) 21:59:59|
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シダネルとマルタン展~最後の印象派、
先日、美術館「えき」KYOTOで観てまいりました。
アンリ・ル・シダネル
アンリ・マルタン
同じファースト・ネームを持つおふたり、
19世紀末~20世紀前半にかけてフランスで活躍した画家。
印象派、新印象派の流れを汲む画風。
親交も深かったようです。
写真OKだった作品から。
こちらは…

…マルタン「二番草」
斜めに走る影と暖かさを感じる日向、
やわらかな光が印象的。
そしてこちらは…

…シダネル「ジェルブロワ、テラスの食卓」
ジェルブロワは、シダネルが住んでいたフランスの美しい村。
寒色系の食卓の背後は、暖色系の色彩豊かな屋根。
対比が印象的な独特の雰囲気の描写。
最後の印象派と呼ばれる二人の穏やかな世界に
溶け込むように観てまわりました。
ちなみに、お二人とも、、名前を聞くのも観るのも初めてでした。
さて…

ホワイトチョコタルト。
やわらかな甘さのホワイトガナッシュを
ココアクッキー生地のうえに流しました。

甘さを抑えたココア生地から覗く白は、
ローストした香ばしいくるみです。
ほのかな苦みと、食感もアクセント~♪
- 2022/11/27(日) 23:59:59|
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大好きな絵本作家のひとり、
長谷川義史さん!の展覧会、観てまいりました。
先月のことですが…

初めて読んだ長谷川義史さんの絵本は何か…?
思い出せないのです。
ふと気が付くと、いろいろ親しみ楽しんでいた…という感じ。
みんなが笑っていてほしい、とチラシやポスターに書かれてるように
優しい平和な気持ちになって、
ほのぼのくつろいだ気持ちになって
顔がほころんでくる読後感。

関西人らしい笑いのセンス。
サービス精神旺盛な数々のダジャレ。
ほろりとするお話もユーモアで包んで…
絵にも、ストーリーにも、お人柄がにじみ出ている感じ。
何度も行きたくなる展覧会。
また、本も読み返したくなったり、
まだ読んでない本を観たくなったり…
歳が近いので、ノスタルジーを感じたり、
好奇心をくすぐられたり、
快適な刺激を受ける展覧会でした。
こちら、この前作った、ほうとう。

長谷川さんの絵本に、ほうとうが出てきた記憶はないけど
(ラーメンはあるけど…)
けど、展覧会観に行った日に食べたので…。

具は、かぼちゃ、にんじん、お揚げさん、しいたけ、つみれ。
何を隠そう、隠してないけど、
ほうとうは、食べるのも初めて。
幅広麺のもちっとして、弾力のある食感~♪
一度、本場で食べてみたいものです。
- 2022/11/23(水) 23:59:59|
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キーヤンこと木村英輝先生の
ゲリラ(?)個展、
小作品を集めた展覧会を観てまいりました。

Ki-Yanの手によるダイナミックな壁画は、
京都市内だけでなく、広島カープの松田スタジアムの鯉など、
あちこちに200点以上あるそうですが、
今回、コロナ禍で制作が増えたという小作品ばかり40点ほどの構成。
個々の作品でなく、雰囲気的なものならOKということだったので、
少し写真を撮らせていただきました。

珍しい、円形のキャンバスには、
ひまわりのほか、今年の干支のトラや鯛、伊勢海老も~

極彩色の、
ダイナミックで、
いきいきした迫力ある構図。

たっぷり元気な気分になって、
会場を後にしました。
こちら、鮮やかな色の
パイナップルスムージー。
黄色の濃い台湾産の生パイン。

やや熟れ過ぎだったので、軽く冷凍して
ジュースに。
缶みかんもちょっと加えていただきました。
- 2022/10/02(日) 23:59:59|
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