きょうのお弁当はお赤飯。
いつぞや、取り立ててお目出たいこともないのに、赤飯弁当の日がありましたが、
(5月17日)
今回も、またまた たまたま!
…ではなく、今日、おついたちは、小豆ご飯を食べる日!
だそうです。(京都の食習慣では…)

・お赤飯(黒ごま)
・おからのたいたん
・豚しゃぶとピーマンの胡麻酢あえ
・焼き鮭
・ふきと油揚のたいたん
・卵白とカニカマのふわふわ焼き
・黄身卵の海苔巻き焼き
+ みかん
(昨夜の残り物が、堂々続々登場!…家族にしかわからない…)
月の末日におからをいただく習慣については、先月末に書きましたが
(4月30日)
どうして、おついたちに小豆ご飯なのか…。
朔日に、小豆ご飯をお供えして、新しい月を無事に迎えられたことを感謝し、
これからの一箇月、息災に過ごせるように祈る、というようなこと
耳にしたことがあります。
子どもの頃、我が家では、月末におからはいただいていたのですが、
おついたちにお赤飯、というのは記憶にありません。
お赤飯といえば、かつては、けっこう手がかかったものです。
(うるち米より値が張る)もち米を用意し、豆を浸水させてから
下茹でして、豆とは別にした茹で汁に米をつけて、それから
蒸しにかけて……と時間も手間もかかりました。
今は、といえば、お米と一緒に炊飯器にいれ、スイッチオンすれば
お赤飯が出来上がる、という便利な小豆缶もあります。
ちなみに、今日のお赤飯、レンジで2分!の東洋水産謹製、
マルちゃんの「あったかお赤飯」
こんなに簡単に、お赤飯がいただけること、
なんだか申し訳ないような心持ちになります。
(何に対して申し訳ないのか、ようわかりませんが…)
ともあれ、
京都の、毎月決まった日に決まったものをいただく、という習慣、
今では、励行している家はあまりない、と思います。
うちでも、お決まりになっているわけではなく、思い出したら気まぐれに…
という有り様です。
ただ、今日が何日か再確認して、のんべんだらりと流れがちな気持ちを引き締め、
毎日の暮らしにメリハリをつけるため、古人の教えに倣った食習慣で、
食に対する感謝の気持ちを忘れずに過ごしたい、と思うのです。
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- 2011/06/01(水) 23:59:37|
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