今日のお弁当です。

・ご飯(梅干し、しいたけ甘辛煮)
・小松菜とお揚げさんのたいたん
・里芋のたいたん
・鶏肉と赤ピーマンと黒オリーブのソテー
・ひらひらズッキーニとツナの炒めたん
・卵焼き
・牛肉と干えのきの炒め煮
今日は、息子弁当。
ご飯の量は、いつもの娘弁当の2倍以上、
おそらく、おかず箱も然り。
こう見えても、かなり入るのです。
そんなことはさておき、
娘の中学は文化祭真っ只中~(で、今日はお弁当なし)
昨日は、合唱コンクールがあったのですが・・・
ここから 本題です。
娘のクラスが歌ったのは
「予感」
という歌。
なにやら不可解な歌詞で、
予感…なんのこっちゃ?~などと
頬杖ついて見ていたのですが・・・
襟を正して、膝を正して、
これが、今の日本いえ世界の環境問題、また
日中関係を見直すような 奇蹟とも言える出来事への思いを
歌詞にのせた歌なのです。
ここで歌われているのは、
実在されていた日本人・遠山正瑛さん。
遠山さんは、広大なゴビ砂漠を緑化するという壮大な理想を掲げ、
行動を起こし、実現させたという 奇蹟を起こした方です。
1980年代から毎年8~9カ月、中国に滞在し、その間、
毎日10時間にも及ぶ作業を十数年つづけ、砂漠の緑化活動に尽力。
真夏の気温は40度に達し、冬は氷点下20℃になる、という過酷な環境で、
しかも、本格的に作業を始めたとき、遠山さんは80歳を過ぎていました。
そして、地道に1本1本、ポプラの木を植えられた その成果は、
不毛の地を、緑の農地に変えて産業を興したのです。
最初は孤軍奮闘でしたが、やがて、遠山さんの人柄に魅了された
大勢のボランティアが、自費で中国に来て、砂漠緑化に従事し、
その志は今も受け継がれている、と聞きます。
遠山さんのこの言葉が心に深く沁みます。
「人間が沙漠化したのだから、人間が緑化する。
人間は沙漠に勝てる。だが、自然には勝てない。
だから人間は、自然に対する畏敬の念と感謝の心で
謙虚に行動しなければいけない」
「満足とは、自分が金持ちになり、
財産や、名誉、地位を持つことではありません。
生きている間は世のため人のために尽くして、
一人でも困っている人を救うことです」
* * *
予感 (片岡輝作詞 大熊崇子作曲)
心の中に ひとつの予感
影をなす 不安と焦りのかなたに
光あふれる 美しい世界が 広がる
いま 乾き切った大地に
一本の苗を 植えよう
希望と愛を託して
一本の苗を 育てよう
心まで 干涸びさせてはいけない
若くしなやかな力を失ってはいけない
明日は 私たちの手の中にあるのだから
心の中で ふくらむ予感
迫り来る 試練と嵐のかなたに
緑さやかなやすらぎの世界が広がる
今 勇気を持って大地に 一杯の水を 注ごう
平和と夢を
平和と夢を 託して
一杯の水を
一杯の水を 汲み出そう

未来の危機を予感する力、未来の希望を予感する力…
14歳のみんな、
この歌のことをずっと心に刻んでおいてね。
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- 2012/10/11(木) 22:00:00|
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