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朝ごはん・昼ごはん・晩ごはん+おやつ

金剛輪寺にて、仏像と曼荼羅

滋賀県、湖東三山の一つ、
金剛輪寺にお詣りしてきました。

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                                                         金剛輪寺 黒門(総門)
彦根の少し手前の長閑な無人(ときどき)駅、稲枝駅から
1時間に約1本の乗合タクシーを予約して、
乗ること約20分。

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静かなお庭は青紅葉と緑の苔が美しく、
シャクナゲが見ごろ。

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きょう訪れたのは、
一つはこちら…

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悠久の仏像彫刻展。
境内、入ってすぐのところにある、愛荘町立歴史博物館にて、
現代日本を代表する仏師、向吉悠睦先生の作品の数々が
展示されていました。

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展示室の中央に配された
「聖観音菩薩像」と「十一面観音菩薩像」

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「千手千眼観音坐像」

どの像も、技巧の素晴らしさに
表情…お顔や手、身体、全体から醸し出される荘厳たる空気、
思わず息を止めて見入っていました。。。

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それから、緑あふれる参道を歩いて本堂へ。

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だんだんと上り坂になる参道の両側につながる
千体地蔵さん。

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集合されている所もありました。。。
黒門から歩くこと約15分、二天門が見えてきました。

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この先にあるのが国宝の大悲閣本堂。

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本堂で、この時期公開されていたのが、ここにお詣りに来たもう一つ、
平成の大曼荼羅こと、
「金剛界八十一尊曼荼羅図」の復元模写。
明治の廃仏毀釈の混乱のなか、金剛輪寺から流出したものを
忠実に再現したものだそう。

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こちらは、仏画師・截金師の中村佳睦先生の手によるもの。
仏師の向吉先生とはご夫婦です。

鎌倉時代に使われていた絹糸や、顔料など、吟味した材料で
細密な技術で美しく再現。
往時の姿を色鮮やかに蘇らせた大作です。

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撮影禁止なので、図録からとった部分画像です。
「金剛界八十一尊曼荼羅図」 部分図、四大神 風。
ため息が出るような細密さ、美しさ・・・

そして、
一番高いところにある三重塔の周りをぐるりと回って
帰途につきました。

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名残の桜。

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今度は、紅葉の季節に来てみたいものです。

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お土産に買ったのは、
名産の丁子麩と赤こんにゃく。

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こちらは、またいずれ。。。




  1. 2019/05/02(木) 23:59:59|
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河井寛次郎展!

昨日、京都国立近代美術館にて河井寛次郎展を観てまいりました。

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「河井と川勝 友情が生んだ珠玉の大コレクション 
                   鐘溪窯 陶工・河井寬次郎」

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                                                    五条坂にあった鐘渓窯(登り窯)
川勝コレクションの川勝氏は、高島屋総支配人などを務めた実業家。
河井寛次郎の 初個展から亡くなるまで、よき友人でよき理解者だったそうです。
「二人の友情の結晶」という川勝コレクションから、
初期から晩年までの多彩なたくさんの作品が出ていました。

十連休の4日目、混雑覚悟で行ったのですが、
意外のほどすいていて、ゆっくりと作品を観て回れました。

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ほとんどの作品が撮影OK!
色彩の妙…
造形の妙…

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数々の陶芸作品に見とれ…

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記された言葉にも惹かれ…

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「ない自分を つかまえてゐる ない自分」
「仕事が見付けた自分 自分をさがしてゐる仕事」

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「おどろいて居る自分に おどろいて居る自分」
・・
会場をまわって、
陶芸作品や書かれた文字、デッサン、言葉に触れ
その人となりが伝わってきました。

その日は、ちょうど桂南光さんのトークショーもあり、
河井寛次郎さんのお人柄がうかがえるエピソードなどを散りばめた
面白いお話を楽しませていただきました。

さて、
こちらは、初登場の器。

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昨年の陶器市で買い求めたお皿に
若竹をのせました。



  1. 2019/05/01(水) 23:59:59|
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カラフル・パワフル・ワンダフル♪

先日観に行った展覧会…

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…ドキっとするほど鮮やかな色づかいが印象的♪
観ていて楽しく元気が出る素敵な作品いろいろ…

京都在住の衣笠泰介さんの作品です。
室町四条のギャラリー "ちいさいおうちGallery Little House"
で先日観てまいりました。

元気をいただいて、帰ってきました。

刺激を受けて…(^^;
こちらは、カラフルなワンプレート…

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・丸パン…から時計回りに…
・ミニ・ハンバーグ~きのこソース
・鯛のソテー・トマトオリーブソース
・じゃが芋パセリ
・紫キャベツのピクルス風
・菜の花の塩ゆで
・茄子の浅漬け
・トマト
・にんじんのエスニック風ラぺ

ちょっとずつあった残り物、
色野菜と合わせて、
ワンプレートにすると
集合効果?か
豪華にみえます~ (*^_^*)



  1. 2019/04/20(土) 23:59:59|
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染織!

桜並木は疎水べり…

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…向こうに見えるは東山。
そして、
反対側、右手に見えるは
京都国立近代美術館。

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「京都の染織」展を観てまいりました。

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サブタイトル、―1960年代から今日まで―
60年近い期間のいろいろな作品。
伝統的な友禅染めの着物から、
なんと表現したらいいのか、自由奔放なオブジェ?まで…

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シンプルか会場入り口とは対照的に、
既成概念の染織のワクに収まらないようなユニークな作品も
色いろありました。。。

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こちら、白い和紙製の 「Cosmos」2000。
撮影禁止なので、チラシを拡大したもの。
展示は浮遊するように、空中にあって、心惹かれました。

こちら1階のロビーのものは撮影OK!

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迫力ある色、質感…
…形…

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ロビーの窓からは、疎水べりの桜と緑が光っています。

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のどかな昼下がり。

そして、こちらは…

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…プリン♪
リング型で作成。

きょうは、そのまま。
明日はアレンジして…♪



  1. 2019/04/13(土) 23:59:59|
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菜の花としらす

菜の花もぼちぼち終わりでしょうか。
行きつけの野菜直売所で、菜の花販売面積が小さくなっていました。

今回は、旬のしらすと合わせて、
卵料理に。

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オープンオムレツ風。
菜の花の仄かな苦みと
しらすの塩気と旨みが相まって
いい味が出ています。





  1. 2019/03/26(火) 23:59:59|
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ウイーン

京近美にて、
「世紀末ウィーンのグラフィック  デザインそして生活の刷新にむけて」展

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世紀末  ウィーン  グラフィック・・・
魅力的なことばが並びます。

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エントランスもいつもと違った雰囲気に
しつらえてあって、独特の空気感。

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会場内は、ほとんどが撮影OK!
ついつい、ちょこちょこ、撮ってしまいます。

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意図せず、クリムト多し…

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こういう色合いは、たまりません。

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100年以上前とは思えない、洗練された数々の作品…
一通り見終わってから、気になって再度観に行ったのが…

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…「月次絵」 コロマン・モーザー
どの月も魅力的…残りの6つの月も観たい…

さて、ウィーンの伝統菓子といえば、
アップルシュトルーデル~♪
ですが、こちらは・・・

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・・・アップルパウンドケーキ。
コンポートにしたりんごを生地に練り込んだパウンド。
たいたりんごとシナモンを添えて…



  1. 2019/02/16(土) 23:59:59|
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京芸大作品展

京芸大の作品展に行ってまいりました。
会場は2つに分かれていて、
まずは、統廃合された崇仁小学校。

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こちらでは、環境デザイン。

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建築や、

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自然、都市、庭、道、等など…
人のあり方、動き方を決める環境を考える…?

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それから、後日、京芸大会場。
こちらでは、
日本画、油画、彫刻、版画、デザイン、
陶磁器、漆工、染織…等など。

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漆工は、パズル、というテーマで
興味深い作品が多かったです。

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そして
日本画。。。

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知らなかった若い作家さんの作品との
出逢いは、わくわく感でいっぱい・・・

さて、カラメルナッツの割れチョコ。

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いちごのチョコで作りました。
ナッツは、くるみとピーカン♪
いちごの甘くやさしい香りに、
ほの苦いカラメルとナッツがよく合います。



  1. 2019/02/11(月) 23:59:59|
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太郎冠者と太郎画家と…

こちらのポストカードの装束は…

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ニッポン画家・山本太郎さんによって制作された、
狂言師・茂山童司さんが襲名披露の舞台で着用される装束です。

山本太郎さんは、伝統的な日本の古典絵画に現代風俗の要素を散りばめた
諧謔味のある絵画を(それをニッポン画と提唱されて)描かれています。

古典文学や古典芸能をベースにした琳派の画風に
現代風俗を融合させた、伝統的でかつ革新的な作品はとても魅力的です。

(今までも、観に行った記録があちこちに → あちらこちらそちらあっちもこっちも

そして、茂山童司さんは、大蔵流の狂言師。
堪能な英語を生かしたバイリンガル狂言の講演ほか、コントやオペラまで手がけられ
狂言のワクにとらわれない、幅広い活動をされている方。

このたび、千之丞を襲名され、その披露宴目「花子(はなご)」で
この装束を着用されるのです。

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連綿と継承されてきた伝統の中に、現代のエッセンスを吹き込まれる
という共通点を持つおふたり・・・

イムラアートギャラリーにて開催中の
山本太郎個展
「太郎冠者と太郎画家 茂山千之丞襲名披露記念|装束披露」
行ってまいりました。

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展示されているのは、装束の中に描かれている色紙と同じ絵。
光琳波のこちらの作品等など10点。

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それから、狂言用扇子が2点。

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「信号住の江図」
青海波に松の意匠、そこに信号…

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裏面は「朝顔鉄柵図」

そして、こちらは、

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狂言「花子(はなご)」で使用される扇
「夕顔 SNS 扇子」
「花子」は浮気の話だけに、夕顔とLINEがモチーフになっています。

表面は、源氏物語を彷彿させる夕顔です。
本妻ではない女性との色恋…

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裏面は現代の恋愛事情でのコミュニケーションツール、LINE。
SNSでのメッセージの密かなやり取りを思わせます。

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さて、私が観に行った19日夕方には、
おふたりのトークショーがありました。
「太郎冠者と太郎画家の狂言みたいな話」

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お話上手なおふたりのお話、いろいろなエピソード、裏話が面白く、興味深く、
立ったままであることを忘れるくらいあっというまに時間が過ぎました。
楽しく素敵なひととき、ありがとうございました。

    *          *           *

山本太郎 個展
「太郎冠者と太郎画家 茂山千之丞襲名披露記念|装束披露」
in イムラアートギャラリー(左京区丸太町通川端東入る)(熊野神社から西へ徒歩4分くらい)
2019年1月12日(土)~2月16日(土) 12:00~18:00
※ 休館 : 日・月・祝
※ 2月の東京公演中は装束が展示されていないそうです。
  (2月に行かれる場合はご確認くださいませ…)
  
    *          *           *

さて、装束の中、色紙と短冊ととともに、
雪輪文様の中にたんぽぽ、の図柄がありました。

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これは何か意味があるのでしょうか?
なにはともあれ、
雪輪文様は、かなり好きです。

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蕪のみぞれ汁。
おろした蕪と、雪輪文様で抜いた蕪のすまし汁です。



  1. 2019/01/19(土) 23:59:59|
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フルーツ&ベジタブルズ

こちらの庭園は…

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檜の木立ちの中、小川が流れる泉屋博古館のお庭です。
泉屋博古館は、左京区鹿ケ谷にある、住友家が蒐集した美術品のミュージアム。
中国の青銅器など古美術品が多数収蔵されているそう。

静かなる庭園には…

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…木漏れ日をうけた苔むす緑の隆起が風情をかもし、
自然の石(鞍馬石?)が配され、

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木立の静寂の中、耳をすませば流れのせせらぎが聴こえてくるような
自然の中に佇んでいるように感じさせてくれる景観です。

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東の方に目をやると、東山を借景に最後の紅葉。

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さて、建物の方へ。

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公開中の企画展は、
「フルーツ&ベジタブルズ~東アジア 蔬果図の系譜~』

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蔬果図(そかず)とは、青菜に根菜、豆に果実など、
身近な野菜や果物を描いたもので、中国で始まって日本に伝わったもの。

表情豊かな野菜や果物、ときにその傍らに、りすやねずみなど
小動物が描かれていたり…、写実的だったり、デフォルメされていたり…
色いろな野菜や果物が楽しく…

「濃い」動物画とは別人のようなあっさりした画風の「菜蟲譜」を描く若冲と
淡い色調の野菜がバラエティ豊かに美味しそうに並ぶ呉春の「蔬菜図巻」を描く呉春、
二人の「野菜絵巻」対決。

二股大根をお釈迦様に見立て、取り囲むたくさんの野菜が嘆き悲しむところを描いた
「釈迦涅槃図」ならぬ「果蔬涅槃図」
等など…
とても興味深い展覧会でした。。。



  1. 2018/12/05(水) 23:59:59|
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没後50年…

秋の東山を臨む…

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…京都国立近代美術館にて
藤田嗣治展に行ってまいりました。

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藤田嗣治=レオナール・フジタ:1886年11月27日~1968年

今年は没後50年で、記念の大回顧展。
そして、きょう11月27日は 誕生日なので、
藤田のトレードマークである 丸メガネ、オカッパ頭で入場すると
特典があったそうです。

残念ながら、私が行ったのは27日ではありません…
(それ以前に、オカッパ頭でないし、丸眼鏡持ってないし…)

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ミュージアム前には、チラシやポスターにもなっている有名な「カフェ」
反対面は…

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…猫好きがうかがえるモノクロ写真です。

藤田嗣治といえば、
パリで一世を風靡した乳白色の裸婦…のイメージが先行していたのです。
が、この展覧会で、それ以外のたくさんの面を観ることができました。

東京藝大時代の当時の画壇の影響下のもの。

パリで、ピカソやモディリアニらの交流で生まれた自由なもの。
  …このパリ滞在中に乳白色の画法が確立されたよう…

中南米に滞在中の、乳白色の画家が描いたと思えない極彩色のもの。

戦時下の日本に帰国して描かれた「戦争画」、正確には、
日本陸海軍 の依頼によって描いた公式の絵「作戦記録画」。
  …衝撃的な筆致の作品。戦後、国策協力を糾弾され、藤田が日本を去る
    原因となった

そして、フランスに帰化して、洗礼を受け、レオナール・フジタとなって描かれた
 宗教画、フレスコ画。

時系列に展示された数々を観ていくうち、知らなかった藤田作品に触れ、
ほとんど乳白色…しか知らなかったので、圧倒されっぱなし。。。

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観終わったあとも、余韻が押し寄せてきて、
藤田亡き後、夫人が日本での作品の展示を許可してくださらなかったこと…
戦争がなければ、どんな作品を描いてられたのだろう…
等、いろいろ頭をよぎり・・・

さて、
4階のコレクション展、マルセル・デュシャン特集。
こちらも没後50年!

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デュシャンのちょっと不可思議な空間。
有名な「泉」(便器…と言ってしまうのがはばかられるのですが…)はじめ、
既製品に少々手を加えただけの「レデイ・メイド」シリーズ。

昨年から、京近美では、よくテーマにされています…→ 

出来ることなら、別々の日に観たかったような
ふたつの展覧会でした。

ここでは、たいてい
アートのある日はスイーツがある…!

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まるごと食パンのバター焼き、キャラメルがけ。
名前そのまんまのダイナミックなもの。


  1. 2018/11/27(火) 23:59:59|
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